宮本我休先生 だるま彫刻&彩色教室
みんなで宮本我休先生と貴重な時を過ごしました。
我休先生、報恩院さま、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
11月19日(日)のだるま教室は「彩色の部」からスタートしました。
彩色の部は小さい子供でも参加できるよう、ほぼ形が仕上がっただるまさんをサンドペーパーで磨いて彩色しました。
子供たちが楽しそうに色付けしているのは、ほんとかわいい。みんな好きな色を選んで模様をつけたりして楽しんでいました。あるお子さんは、翌日、幼稚園にだるまさんを持って行って先生にいろいろ話されたそうです。こんな話を聞くだけで愛おしい。
お昼は女将さんの精進御膳。山菜ごはんに松茸のお吸い物、もちろんゴマ豆腐。笹巻あんぷもつけてくれていました。すべて美味しかったです。いつもご馳走様です。
午後は「彫刻の部」です。
なかなか難しかったですが、我休先生の仏師としての視点からのお話を聞いたり手助けしていただきながら、どうにかできた(のか?)だるまさん。
不要なところを削って削って。角をとってまあるくまあるく。要らないものを落としてこその人生だなあと思いながら、彫刻刀は思い通りには動かない笑。
先生に手助けしていただいている時、じっと見ていると摩訶不思議。鼻の孔をあけてくれていたときは、本当に人間の鼻に見えました。角がとれてまあるくなって温かみがでてきました。
報恩院のご住職や我休先生、日々、仏に向かわれている先生たちからは本当にたくさんの学びがあります。
世間でどんな情報があろうとも、人生でどんな波があろうとも、自身のゆくべき道を確かに歩まれているんだなあと感じます。それはきっと私の感覚や想像以上の道…
学び多き1日となりました。ありがとうございました。